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最先端の歯内療法

最先端の歯内療法(いわゆる神経の治療)
1, 虫歯と歯髄炎

虫歯は細菌による感染が歯冠部のエナメル質や象牙質まで進行した状態をいいます。(図1) 更に深く細菌が侵入すると神経(正確には歯髄)まで感染が拡がり、痛み出しますが、これが歯髄炎です。(図2)歯髄は神経、血管、結合組織等から成り立っていますが、細菌に感染すると生体の防御反応として急性の炎症が起こり、疼痛が発生します。
このような痛みを取り除き、奥深くまで感染が拡大した歯を出来るだけ元の状態に戻そうとする一連の治療が歯内療法です。

2, 口腔内細菌と歯内療法

口の中には実に多くの細菌が生息しており、歯磨きで除去できなかった歯垢(プラーク)1g中には約一千億個の細菌がいるとされています。歯髄まで虫歯が到達すると、ロの中と顎の骨の中に交通路が出来上がったということになり、大量の病原細菌が身体の中へ侵入してきます。
従って、歯髄炎の治療法を簡単にいえば、感染した歯髄組織を徹底的に除去し、ロの中から顎の骨の中への感染経路を遮断するということになります。

3, 歯内療法の実践

歯髄には神経と血管が分布しています。それぞれが脳と心臓から発して区切れることなく歯の中まで到達しているので、歯髄炎で歯が痛む時は歯の中の神経だけが炎症を起こしているのではなく、脳に近い方の神経部分まで炎症が波及しており、頭まで痛いと感じるのはその為です。また、歯髄内の血管中に入った細菌は静脈から心臓へ戻り、全身へばらまかれ、これを菌血症といいます。
ですから、歯髄炎というのは容易ならざる事態なのです。歯髄の納まっている歯の中の構造は複雑極まりなく、術野が非常に狭く直視できないので大変難しい術式となります。すべての歯科医師を悩ませているといってよいでしょう。

4, 最新治療の概念・・・Coronal Microleakage

神経の治療というと、何回も通院して薬を貼布し、長期間治療することが珍しくありませんでしたが、最先端の歯内療法では考え方が一変しました。即ち歯髄の治療は一回で終わるというものです。細かく複雑な手術手技が簡素化したのではなく、診療時間を多く費やしてでも、これ迄複数回行なってきた手順を一回で完結させます。患者さんにとっては長時間の開ロは大変苦痛ですが、治療の予後(結果の良し悪し)に大きくかかわってくるのです。
何故一回なのかといえば、複数回治療すると薬を貼布してセメントで一時的に穴を塞ぎますが、最終処置までの間に細菌がロの中から骨の中へ侵入してくることが明らかになったのです。従って、一回法の考え方は、治療は長時間費やしてでも一回で終了し、穴をセメントで塞いだのち、接着性の材料を使用してロの中から顎の骨の中への感染を防ぐというものです。
Coronal Microleakageというのはロ腔内細菌が治療中の歯のわずかな隙間から顎骨内へ侵入するということを意味し、このことに最大限の注意を払って治療を進めることが何より重要なのです。当院では現在この方法を採用して良好な結果を得ています。

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